2009年10月31日土曜日

10/31(Sat):Halloween

今日は十色会というケンブリッジ日本人会のWelcome Partyに行ってきた。4、50人の日本人が来ていて、ポスドクや大学院生が多かった。普段街で全然日本人を見かけないので、こんなに日本人がいたんだと驚いてしまった。前から知り合っているポスドクのYさん、大学院生のZ君(中国人だけど)とK君も参加していた。すごく沢山の人と喋ったけど、お互いにいろいろ質問しただけで、これからも一緒に遊びに行ったりできる友達が出来なかったのが残念だ。まぁ最初の会なので、だんだん友達が見つかればいいなと思う。
夜の街はハロウィンで大騒ぎになっていた。みんな海賊だの猫だの衣装を着て街で暴れ回っていた。ああいう輪に入るのはイギリス初心者のアジア人には不可能なので、横目に見ながらそそくさとホテルに帰った。でもみんな楽しそうで見ているだけでも面白かった。

2009年10月30日金曜日

10/30(Fri):流体力学

昨日の夜にクリスからメールが来ていた。僕らが取り組んでいる多重積分で書かれた確率分布の問題について、彼は流体力学との類似性を使ってアプローチできると言ってきていた。今日彼のメールをよく読んでみると、まだいくつかの問題は残っているが、確かにこの方法でかなり問題の見通しがよくなっている。僕はこれまで、式をいじくってなんとか証明の糸口を掴もうとしていたので、全く別の次元からのアイディアに驚いてしまった。クリスはいつも机に足を乗っけて冗談ばかり言っているのに、いったいどこからこんなアイディアが出てくるのだろう。イギリス人の底力を見た気がした。

2009年10月29日木曜日

10/29(Thu):セミナー

今日はDAMTPでセミナーがあった。僕はDAMTPのセミナー係なので、講師のお世話やセミナーの司会をやった。講師はMITから来たイタリア人のポスドクで、すごくフレンドリーな人だった。セミナーが始まるまでずっと話をしてしまった。セミナーの後は、もう一人のセミナー係の友達と講師の友達の研究者を加えた4人でパブに行った。やっぱり大勢での会話になると英語がついていけないが、それでもみんないい感じだったので楽しかった。
パブから帰っていったんDAMTPに戻ると、まだZ君がいたので少し話をした。アパートについて聞かれたので、シェアハウスでいいところを見つけたけど、もう大家さんに決めたと言ってしまったからシングルフラットする予定だと話した。Z君はそこは絶対シェアハウスにするべきだとアドバイスしてくれた。そこでもう一度よく考えてみた。もし日本に英語が不自由な外国人のポスドクがいて、研究所で肩身の狭い思いをしていたら、そしてもし日本にシェアハウスの習慣があったら、僕だったら絶対シェアハウスを勧めるだろうなと思った。シェアハウスは全く経験がないから少し抵抗があるけど、せっかくイギリスにいるなら一人で居るよりこっちの人達ともっと繋がりをもったほうがいいと思えてきた。シングルフラットの大家さんにはとても申し訳ないけど、やっぱりシェアハウスに決めようと思う。

2009年10月28日水曜日

10/28(Wed):コンサート

今日は昨日発見した計算間違いを訂正した結果と、スピン相関のある場合の数値シミュレーションの結果を発表した。スピン相関がある場合でも統計誤差の範囲では論文の性質は保たれていた。しかし所詮は数値シミュレーションの結果なので、これが厳密な性質なのかどうかを知るには理論的な証明が必要だ。しかし相手にしている量は複雑な多重積分の形で書かれていて、どうやって証明すればいいのか今のところ見当がつかない。次の課題は大変そうだ。
夕方、フアンが大学のコンサートに誘ってくれたので行ってみた。クラッシックと聞いていたのに、行ってみたら何とも形容しがたい新鋭のジャンルの音楽だった。始めに映像と音楽のショートムービーを見て、そのあとに何人かの人達が前に出て演奏してくれた。場所もホールじゃなくて教室だったし、コンサートというより音楽の授業みたいな感じだった。フアンは予想と相当違ったらしくずっと文句を言っていたが、面白い経験ができてよかった。

2009年10月27日火曜日

10/27(Tue):計算間違い

今日はボスからメールがあって、先週発表した僕の結果が数値シミュレーションの結果と違うぞという指摘を受けた。自分の計算をもう一度チェックしてみると計算間違いを発見!それをもとに自分のコードを直してみると、僕たちが調べている論文の主張どおりの結果が得られた。ボスが怒ってるんじゃないかとちょっと心配だったが、すぐボスのところに行って新しい結果を報告した。ボスは全然怒ってなくて、新しい結果について議論してくれたので少しホッとした。数値シミュレーションの結果は論文の主張どおりの性質を示しているが、その性質がどこからくるのか理論的な根拠が全然わからない。いったい論文の著者達はどうやってこの性質をみつけたのだろう?ボスからスピンの相関がある場合に同じ性質が現れるかどうか調べてくれと言われたので、とりあえずそれを数値シミュレーションで調べてみることにした。
夜はシェアハウスを見学に行った。土曜日にシングルのフラットに決めたのだが、クリスからシェアハウスも見てみるべきだと言われていたので一応行ってみることにした。見学に行ったシェアハウスで驚いたのは、内装がすごく新しくて奇麗!ホームシアターや観賞魚の水槽まであった。シェアメートの1人がハウスのオーナーで、彼が魚や観葉植物とかを管理してるそうだ。他のシェアメートとも話したが、みんなハウスに満足していると言っていた。このシェアハウスも結構いいなと思った。

2009年10月26日月曜日

10/26(Mon):銀行口座ゲット!

今日はアパートの契約に必要な銀行の口座を開きにいった。前にBarclaysに行ったときはアパートの住所を証明する電気代のレシートが必要だと言われて追い返されてしまったが、今日はアパートの契約に銀行口座が必要で、もう決まりかけてるから口座を開けと強気の交渉に出かけた。英語で事情を説明し、大学からのレターを見せて、この書類が住所の証明だと言って粘ってみたが、免許証の翻訳料£60を払えと言ってくる。大学の秘書さんに電話してもらって、違う角度から攻めてみたけどやっぱり駄目。結局、HSBCという国際銀行なら大学のレターでOKのはずだと言われ、大学の秘書さんもOKしてくれたので、そこに行くことにした。秘書さんにHSBC用のレターを作り直してもらって持って行くと、すんなりとアカウントがとれた。ついに銀行口座獲得!大家さんにも電話で口座のことを伝えたので、なんとか宿が決まりそうだ。
夜はCMSで友達になった中国人のZ君にトリニティーカレッジのディナーに連れて行ってもらった。Z君は日本語と英語がペラペラなので、一緒にいると普通に日本人といるような気分になってしまう。トリニティーカレッジの食堂は天井がものすごく高くて、すごく大きなヘンリー8世の絵とか、ニュートン、マクスウェル、トムソンなんかの絵が飾ってある。建物はもちろん、絵とかもきっと何百年も前からあるんだと思う。天井に電気がなく、テーブルの小さな灯りだけ。16世紀にタイムスリップして食事してるみたいだった。何人かZ君の友達が周りに座ったので話をした。みんないい人達で友達になれそうだった。やっぱりカレッジはいいなと思った。僕も落ち着いたらカレッジに入れるように希望を出してみようと思った。

2009年10月25日日曜日

10/25(Sun):Collegeめぐり



今日からサマータイムが終了し時間が一時間遅くなった。つまり日本との時差が9時間になったわけだ。
今日はクロエ姉妹とカレッジめぐりに出かけた。大学のカードでキングスカレッジやトリニティーカレッジに無料で入れると聞いていたのだが、一度も中に入ったことがなかったので行ってみた。キングスカレッジは改修中だったが、広い芝生と白い石作りの建物がとても奇麗だった。トリニティーカレッジは、門の上からヘンリー8世の像が見下ろしていたり、ニュートンの像があったりして、英国の権威や格式が感じられる気がした。
カレッジめぐりの後は、クロエ姉妹がサムギョプサル(焼豚)を作ってくれたので、また御馳走になってしまった。

2009年10月24日土曜日

10/24(Sat):無限ループ

今日はホテルの近くのフラットを見学にいった。ここは前に他の人にとれられてしまったフラットのすぐ近くだ。まだ未練があるあのフラットを横目に見ながら、今度の場所に向かった。大家さんに中を案内してもらうと、前のフラットとかなり似た構造。前のフラットと違ってトイレとバスは一緒だし、電化製品や内装がちょっと古くて痛んでいるが、これまで見てきた中ではかなりいい方だ。ただちょっと驚いたのはアパートのすぐ裏がお墓だったことだ。部屋の大きな窓からはお墓しか見えず、薄暗くて風が強い日だったので、かなり迫力があった。でも街からも研究所からも近いし部屋も悪くないので、ここに決める事にした。昨日クリスからシェアを勧められたばかりなのでかなり迷ったが、うかうかしてるとまた別の人にとられてしまうので、その場で大家さんにここ決めたと伝えた。すると契約には銀行口座が必要だと言う。いやいや、銀行口座を開くためにはアパートの契約が必要なんです。しかし、そんなことは知らんから銀行にいってなんとか交渉してこいと言われた。うむー、このループ構造。またひとつ英国の厳しさと矛盾を思い知らされた。

2009年10月23日金曜日

10/23(Fri):ハウスシェア

昨日朝の三時頃に起きたら水が出たのでシャワーを浴びた。しかし今朝はまた水が出なくなっていた。あのときシャワー浴びておいて正解だった。
今日はクリスが部屋探しの相談に乗ってくれた。クリスは学生の頃から十数年ケンブリッジに住んでいて、いろんな場所に引っ越した経験があるそうだ。僕が一人で住めるシングルのアパートを探していると言ったら、シェアの方が友達ができていいぞと勧められた。ケンブリッジは街が古いので、ほとんどの建物が100年以上前に建てられたもの。そしてそういう家は昔の大家族が住んでいたため、ベッド、バス、キッチンルーム、がいくつもある。大半の学生はそういう家をシェアして住んでいるそうだ。確かにこっちには全然友達がいないし、なかなか英語も上手くならないので、ハウスシェアもいいなと思った。
宿に帰ると水が出た。ようやく直ったようだ。

2009年10月22日木曜日

10/22(Thu):ダウニングカレッジ


今日は同じ宿舎に住んでいる日本人のHさんにダウニングカレッジの昼食に招待してもらった。Hさんは結構年配の方で、銀行を辞めてケンブリッジの大学院に入り、歴史の勉強しているそうだ。こっちには経歴の面白い人が沢山いる。Hさんの知り合いのポスドクのYさんも招待されていたので、Yさんとも知り合いになることが出来た。日本人の知り合いが増えて心強い。ダウニングカレッジはローマ風(ギリシャ風)の建物で、すごくいい雰囲気だった。ご飯もすごく豪華で、そのわりにはいつも食べている研究所の質素なサンドイッチと同じ値段。僕もカレッジに入りたいと思った。
夕方まで仕事をし、滞在している宿舎に帰ると水が出ない。トイレ、シャワー、洗面台、全て駄目だ。1階の台所だけは水が出たのでなんとかご飯だけは食べられたが、みんな部屋から出て来て、出ない出ないと騒ぎ始めた。もう夜だし管理人もいないのでどうしようもない。あきらめて寝る事にした。

2009年10月21日水曜日

10/21(Wed):研究、部屋探し

週末に解読していた論文について、僕なりの結論(論文とは反対の)を得ることができたので発表してみた。ボスとクリスがすごく興味をもってくれて、クリスの共同研究者2人(別の大学)に僕と僕の得た結果を紹介してもらえることになった。研究の輪が広がるチャンスなのでもっと頑張りたい。
夕方に予約していた下宿の下見にいった。一軒家をむりやり壁で2つに分けた構造で、片側には元哲学教授のお爺さん(大家さん)が住んでいるという、ある意味興味深い物件だった。ところが、下宿には窓から入らないといけないとか(もとの家には玄関が1つしかないので)、キッチンに水道がなく、野菜を洗うには背中にあるトイレの水道を使わないといけないとか、日本ではあり得ない欠点が発覚。僕のリストから消える結果となってしまった。部屋探し、結構しんどいです。。

2009年10月20日火曜日

10/20(Tue):クロエ姉妹

今日はクロエに夕食に誘われたので、クロエのアパートで晩ご飯をごちそうになった。キムチとチャーハンと名前の知らない料理(甘味噌の黒酢豚みたいなのをチャーハンにかけて食べる)食べた。すごい美味しかった。クロエは妹のヘミンと一緒に住んでいるので三人で一緒に食べて、そのあとみんなで話をした。アジア人とヨーロッパ人の物の考え方の違いとか、ドラマの話とか、いろいろ話したが、結局はフアンとの喧嘩の話になった。話してみて火曜日の事件はきっかけにすぎなくて、ずっと前から問題があったことがわかった。クロエとヘミンが僕とは全然違った見方でフアンを見ていたことがショックだった。しかも言われてみれば僕にも全部納得できたことがさらにショックだった。同じ物事でも捉え方しだいなんだなぁとつくづく思った。

2009年10月19日月曜日

10/19(Mon):アパート見学

今日はCMSのお茶の会で日本人のPhDの学生を発見!友達になることができた。彼は去年こっちで修士をとって、今年からドクターに進学したそうだ。彼は、前にお茶の会で友達になった日本語ペラペラの中国人とも英語ではなしをしていて、「イギリスではスイッチが切り替わって英語しか話さないようにしてるんです。」と言っていた。僕も見習わないと。。
夕方、昨日予約したアパートの見学に行った。この物件は家賃だけで £750 と割高なのだが、ウェブに出ていた内装の写真が良さそうだったので見学してみることにした。見学してみると、それぞれの階に一つ狭い部屋がある三階建ての窮屈な構造で、£750も出して住む気にはなれなかった。今になってみると二回目に見学したアパートが誰かの手に渡ってしまったことが残念でしょうがない。あんないいアパートにはもう出会えない気がする。。

10/18(Sun):アパート探し

今日は昨日に引き続き研究所で論文の解読を頑張った。が、まだよくわからない。。
それと、今日からまた一人部屋のアパート探しを始めた。フアンとクロエは土曜日の喧嘩によって完全に絶好状態に突入してしまった。それぞれに仲直りを促す電話やメールをしてみたが、クロエに言わせれば、「あなたは物語のオープニングとミドルパートを見逃している!」とのことだ。僕が現場にたどり着く前にいろんないざこざがあったらしい。三人でハウスをシェアする案はあっけなく消滅してしまった。
大学のウェブサイトから数件の候補を見つけて大家さんに電話やメールをした。月曜日に1件見学の約束をとることができた。

2009年10月17日土曜日

10/17(Sat):論文

今日は日本の共同研究者から届いた論文のドラフトをチェックした。結構長くて構成が複雑だったのでチェックするのがしんどかった。訂正箇所や整理できそうなところをメールするのにずいぶん時間がかかってしまった。午後からは最近ボスとクリスと議論している論文を読み直した。すごく短い論文で、途中の論理が省略され、結論だけが書かれているので未だによくわからない。月曜までにはなんとか解読してみんなに説明できるようにしたい。

2009年10月16日金曜日

10/16(Fri):Fish & Chips


今日は金曜日。イギリスでは金曜日はFish and Chipsを食べる習わしがあるらしい。大学のカフェテリアでも金曜だけはメニューにFish and Chipsが登場するので、研究所の仲間と食べに行った。すごく旨かったわけではないが、日本のアイリッシュパブで食べたやつよりは魚のフライがしっかりしていて美味しかった。ただ右下のグリンピースを煮込んだやつは、、不味い。グリンピースって好きな奴いるのだろうか?

2009年10月15日木曜日

10/15(Thu):セミナー

今日は今年度初のセミナーがあった。毎週木曜日はDAMTPとCavendishで交互にセミナーが行われ、僕はDAMTPのセミナーをorganizeする係だ。今日は初めてだったのでCavendishのセミナーを担当しているポスドクのスティーブにやり方をいろいろ教えてもらった。セミナー講師はアイルランドのダブリンから来てくれた。講演は、intensity レーザーを使った実験で時空の非可換性やQEDの非線形真空を探れるかもしれないという話で、普段高エネルギー側ばかりに注目してる僕たちにはとても新鮮な話だった。
セミナーのあと、スティーブとセミナー講師の3人でパブに行った。全員年が近かったので、おいしいビールを飲みながらリラックスして話せて楽しかった。

2009年10月14日水曜日

10/14(Wed):発表

徹夜で頑張ったのでなんとか最低限の結果を出すことができた。そのあとボスと議論して、もっと良い結果を出すアイディアを得たので今後どうなるのか楽しみだ。
今日は2個下のアンドリュースの誕生日だったので、みんなでケーキを食べました。不思議なことにアンドリュースが招集のメールを出して、彼がケーキの用意や後片付けもがやっていました。こっちではそういう文化なんでしょうか?ともかく彼はいつも話が面白いし、発表でも毎回結果を出して来るので、すごいなぁと一目置いています。
そのあとで僕らのグループの教授ジェームスの講演がありました。徹夜明けでの講演聴講は駄目です。寝ます。

2009年10月13日火曜日

10/13(Tue):喧嘩

今日は午前中に一件アパートを見に行った。自転車でアパートに着くとフアンとクロエの様子がおかしい。2人ともちょっと不機嫌でお互いに話をしない。嫌な予感がする。アパートは部屋が狭くて汚かったので却下することになった。帰る途中、ついに2人の間で喧嘩が勃発!なだめようと試みたが僕の言葉なんて焼け石に水だったようだ。原因はほんの些細なことなのに。。どっと疲れてしまった。
今日はCavendish研究所に行った。僕は新入りということで「緊急時における行動について」2時間ばかり講義を受けた。結局明日の準備をする時間がなくなっている。。今日も徹夜かなぁ?既にちょっと眠い。。

10/12(Mon):通常勤務

今日は特に変わったこともなくDAMTPで研究を進めた。やばい、このままでは水曜発表に間に合わない。。

2009年10月11日日曜日

10/11(Sun):晩ご飯



今日は昼まで寝てそれから研究所に行って研究した。また水曜日の研究発表が近づいて来ている。。一日研究したあとフアンから電話があって、クロエがご飯作ってくれたから食べにきてとのこと。今日のメニューは鳥の丸焼き、韓国風サラダとキムチだった。昨日に引き続きすごく美味しかった。
ご飯の後はみんなで話をした。フアンがこの街にくる少し前にとても大きな病気をして大変な目にあったことを教えてくれた。フアンはすごく明るい性格で辛い事なんて何もなさそうなのに、みんなそれぞれいろいろあるんだなーと思った。

2009年10月9日金曜日

10/10(Sat):アパート見学



今日はフアンと一緒にアパートを見学しに行った。アパートはすごく奇麗だったが3人でシェアするにはちょっと狭いし研究所から遠い気もした。街まで戻ってきてバイトの面接が終わったクロエと合流した。ぶらぶら買い物した後でフアン達のアパートに行き、クロエが晩ご飯を作ってくれた。
メニューはハンバーグ、サラダ、スープにご飯。どれもすごく美味しかった。なんといっても久しぶりの米に感動!インドカレー店の米は日本の米と全く別の食べものだったたけど、韓国米は日本の米と同じでうまい!やっぱり米は偉大でした。

10/9(Fri):Agency巡り


フアンとクロエが住んでいるアパートで問題発生。学生が毎晩夜中まで騒いだり冷蔵庫の中の食べ物を勝手に食べたりするそうだ。やはりシェアアパートはハウスメイトが当たりか外れかで全然善し悪しが違って来る。
そこで僕も含めて3人でシェアアパートを探そうということになった。フアンとクロエとなら上手くやっていけそうだし、どんどんアパートの候補を探してきてくれるので、おんぶにだっこすることにした。それで今日は不動産屋をみんなでまわって物件見学の日取りを設定した。
不動産屋をまわった通りはMill Roadといって街の南東側にある。僕の住んでる北西側と違ってアジア系の食材店が沢山会って全然違った雰囲気だ。ちょっと立ち寄った店でインスタントみそ汁を発見したので購入した。

2009年10月7日水曜日

10/8(Thu):Language Centre

今日は昨日いなかったボスのBryanに今やっている研究の状況を報告した。そのあとで新しい研究課題についても話をすることができた。新しい研究課題は上手くいけばとても面白い結果が得られる可能性があるので頑張ろうと思う。
上達しない英語を改善するため、ケンブリッジの言語センターを訪ねてみた。申し込み用紙を記入したので今後メールでお沙汰があるそうだ。

2009年10月6日火曜日

10/7(Wed):New term party

恒例研究発表は徹夜明けのせいか英語が全然喋れなかった。。
デスクで1時間ほど仮眠をとったのでJamesのセミナーでは少し元気になり、質問することができた。
夕方からはCavendish研究所の新学期飲み会があった。まずパブに行ってビールを飲み(疲れていたのでコーラを飲んだ)、その後インドカレーの店でカレーを食べた。学生ばっかりだったので心を楽に話ができて楽しかった。(まだ英語ができないので聞くばっかりだが。。)

2009年10月5日月曜日

10/6(Tue):徹夜で発表準備

今日は明日のセミナーのためにCERNからJames氏が到着したので、Benと学生のMatと他のポスドク2人と一みんなで食事に行った。
リゾート地に熊が現れた。木の上に逃げた熊を安全に捕獲するにはどうすればいいか? 誰かが言った。「下にトランポリンを置いて麻酔銃で打てばいい!」しかしエネルギーの保存から、熊はほとんど元の高さまで跳ね上がってしまう。Jamesの見つけた面白いYouTube動画を見て盛り上がった。(熊は無事だったとのことです。)
明日水曜は恒例の研究発表。共通のウェブページに研究結果をアップロードして発表するスタイルになっている。僕もアップロードの仕方を教えてもらったので、明日の発表に備えて準備をした。徹夜してしまった。。

2009年10月4日日曜日

10/5(Mon):ホーキング博士

今日はCMS研究所でホーキン博士の定年退職のパーティーがありました。子供の頃からテレビで見て知っているホーキング氏に会えたのでとても光栄でした。彼は筋肉が硬化してしまう病気のために話ができません。自己紹介をしたのですがレスポンスがないので少し戸惑ってしまいました。定年退職は儀礼的なもので今後も変わらずCMSにいるということです。また研究所内でお会いできるのが楽しみです。

2009年10月3日土曜日

10/4(Sun):Fitzwilliam

今日は銀行で知り合ったフアンと、その友達のクロエとベッキーと遊びました。クロエは韓国人でフアンと同じアパートに住んでいて、ベッキーはトルコ人でフアンと同じ学科で勉強しているそうです。
みんなでFitzwilliam博物館に行きました。博物館ではケンブリッジ大学で神学を学んだダーウィンの生誕200周年のイベントをやっていました。進化論で有名なダーウィンなので、彼が航海から持ち帰った資料とかが展示されてると思ったんですが、進化論が影響を与えた美術品(例えば「猿が虫眼鏡で人骨を見ている銅像」、「胴体が猿のダーウィンがサーカスで芸をしている風刺画」)なんかが展示されていました。
そのあと街を適当にぶらぶらしてから、フアンのアパートでピザをとって食べました。フアンの結婚のなれそめとか、ベッキーの信じているイスラム教とか、クロエの受けたセクハラ事件とか、日本人が日頃何を食べてるだとか、いろんな話をしました。異国の地でいろんな国の人と友達になって話ができて、すごくいい経験になりました。

2009年10月2日金曜日

10/3(Sat):風邪ぶり返す

また喉が痛くなってきたので一歩も外出せずにホテルで仕事をした。金曜に見学したアパートのオーナーからメールが来た:「共益費£75は私が払っているので下宿する人は払う必要はない。ただし、私はこの部屋を別の人に貸すことに決めた。」とのこと。
ガックリ落ち込みました。。

2009年10月1日木曜日

10/2(Fri):自転車ゲット!


ついに自転車ゲットーーーー!
昨夜webで発見した中古自転車のオーナに9時頃電話。すぐに話がまとまり自転車をゲットすることができました。こいつはなかなかカッコいい!盗まれないように気をつけないと!
ケンブリッジではこのタイプのマウンテンバイクがほとんどで、日本でよく見るシティサイクルはほとんど見ません。不思議なもんですねー。

午後は銀行口座を開きに銀行に行きました。そこの待合室でフアンというベトナム人の女性と友達になりました。彼女はこの街の大学院で英語を学んでいて、ベトナムでは通訳の資格をとる人のために英語の教師をやっていたそう。アメリカに2年間しか住んでいないということだけど、ほとんどネイティブと思えるほど完璧な英語を話します。いい友達ができました。

結局今日は口座を開くことができませんでした。大学の事務からは、必要な書類は
・大学からのレター
・パスポート
であると聞いていたんですが、どうも今年から制度が変わって、それらに加えて
・住所を証明する電気やガスの領収書 
・日本の銀行が発行した住所が記載されている残高照会
・日本の運転免許証とその翻訳料 £60
のどれかが必要になったそうです。どっちにしてもホテル住まいで住所のない僕にはどうすることもできません。早くアパートを見つけないと。。

10/1(Thu):風邪

朝、喉の痛みで目を覚ます。起き上がるとふらふらと目眩が。。昨日冷たく乾いた空気の中を1時間以上も歩いたせいでどうやら風邪を引いてしまったようだ。10月1日、大学の学期初めだったがBenにメールして今日は休むことにした。
昼過ぎまで寝るると、喉の痛みを別にしてだいぶ体調が良くなった。6時に約束してあった近くのアパートを見学にいった。今度はwebsiteの地図とgoogle mapを両方確認したので大丈夫だ。物件は家賃£675+共益費£75と結構高めだったが、ベッドルームとダイニングルームが広くて家具も一通り揃っていたので十分満足だ。現在この部屋に住んでいる女子大生が部屋を案内してくれた。彼女によれば共益費£75は払ってないとのこと。これはオーナーに確認せねば。今日はいい収穫があってよかった。